掃き溜めあるいは宝箱

保守であり、本当の意味でのリベラルです

不機嫌は伝染し、不快感は攻撃対象を拡大していく。

今の日本、息苦しい。

いつの時代もそうなのかもしれないが、
それにしても息苦しい。

 

原因は数え切れないほどあると思うが、

そのひとつには、
「政治家がいつも不機嫌」

だからではないだろうか。

 

野党の人たちは常に、与党に文句を言っている。

議論はしない。

自分たちの思い通りにならないと、

すぐに国会を投げ出す。

まるで、おもちゃを買ってくれるまで、

床に寝転がり、泣き喚いている子どものように。

 

 

不機嫌は、かなりの確率で周囲の人に感染する。

家で、父親が不機嫌だと、

自分たちもなんだか不機嫌になるのと、

根本は同じだ。

不機嫌は伝染する。

 

 

日本から息苦しさをなくすには、

まず、政治家が不機嫌であることをやめるべきだろう。

 

 

 

そして、息苦しさの理由その2は、

フェミニストたちによる規制がエスカレートしていることだ。

 

例えば最近では、
献血ポスターに描かれている女の子が巨乳すぎて、
猥褻だから、今すぐ撤去しろという事件が起きた。

 

 

togetter.com

 

冗談抜きで、

こういうフェミストたちの無差別攻撃は、

北朝鮮のミサイルよりよっぽど怖いし、

ヒトラースターリンよりも強烈に”粛清”を行っていると思う。

表現の規制どころか、粛清だ。

 

しかも、タチが悪いのは、
自分たちが好きなものが規制される時は
表現の自由を謳い始めることだ。

 

天皇陛下の写真を焼き、

燃え尽き灰になったら、それを踏み潰す。

という芸術とは程遠い展示が中止に追い込まれた時は、

表現の自由を盾に声を張り上げていた。

 

 

このあたりの正論は、ろくでなしこさんが沢山言ってくれる。

 

 

 

 

そして、今年の夏にはコンビニからエロ本がなくなるということが起きた。

 規制に成功したフェミニストたちは大喜びで、
パレードまでしようとしていた。

 

コンビニからエロ本が撤去されたことで、

彼女らの”不快感”は去った。

しかし、俺から言わせると、

その”不快感”は、必ずまた沸き起こってくるだろう。

 

実際に、このすぐあとに、

少年誌のグラビアが、少年たちには過激すぎる、

ということで、またクレーム合戦がはじまった。

 

フェミニストの女性たちは、

まるでハイエナのように、

そこら中にある自分たちの”不快感”という獲物を、

食い尽くすまで、

表現の粛清をするだろう。

 

グラドルの倉持由香さんのこの記事は、

規制反対派の意見としてもっともちゃんとしていると思う。

 

 

 

これから日本がよくなるためには、

・政治家の不機嫌をなくす

・自分の不快感を、他人のせいにしない

というまずそこから始めなければ、と思う。